【Amazon軽貨物】 flex・DSP・Hubデリの違いとは?働き方徹底解説

近年、「Amazon配送」を行う軽貨物ドライバー職が注目されています。ただ、一口に「Amazon配送の仕事」と言っても、その働き方は「Amazon flex」「Amazon DSP(配送サービスパートナー)」「Amazon Hubデリバリーパートナー(Hubデリ)」の3つに分かれています。
一見すると似たように見えますが、実際には報酬体系や働き方、雇用形態が大きくなります。本業として安定収入を実現したいのか、副業として収入を底上げしたいのか、その目的によって、選ぶべき働き方も変わるのです。
そこで本記事では、それぞれの特徴やメリット・デメリット、収入モデルをわりやすく比較・解説します。
なお、Amazonオフィシャル配送サービスパートナーでは現在、軽貨物ドライバーを大募集中です。案件豊富なAmazon配送の軽貨物ドライバーとして、安定して稼ぎたいとお考えの方は、以下サイトで掲載されている実際の求人情報をぜひご確認ください。
Amazon配送ドライバー 3つの働き方
区分 | 雇用形態 | 主な契約先 | 稼働単位 | 報酬体系 |
---|---|---|---|---|
Amazon flex | 個人事業主(業務委託) | Amazonとの直接契約 | ブロック単位(2〜8時間) | 時間保証型(時給換算1,100〜1,700円程度) ※地域・時期によって差異あり |
Amazon DSP | 正社員または業務委託 | Amazonから直接受託した配送会社(DSP) | 月単位(シフト制) | 日額報酬制+繁忙期インセンティブ ※契約形態やDSPによって差異あり |
Amazon Hubデリバリー | 店舗を持つ法人または個人事業主 | Amazonとの直接契約 | シフト制 | 完全出来高制(荷物単価制) |
「Amazon配送の働き方」には、自由度・安定性・収入面などに明確な違いがあります。
副業や空いた時間にスポット的に働きたいのか、それとも安定収入を求めたいのか、そのニーズによって選ぶべき働き方は異なります。
いずれにせよ、ライフスタイルや収入目標に応じて、最適な契約形態を選ぶことが、長く安定して働く第一歩になります。
Amazon flexとは?自由度高いが不安定さも

Amazon flex(Amazon Flex)は、Amazonが提供する個人業務委託型の配送プラットフォームです。
スマートフォンアプリを通じて稼働時間(「ブロック」)を選び、自転車や自家用車(リース可)でAmazonの荷物を配達する仕組みとなっています。Uber Eatsのようなギグワークに近い自由な働き方ができるのが特徴です。
特徴
- 契約形態:Amazonとの個人業務委託契約(副業OK)
- 稼働場所:Amazonの指定デリバリーステーション
- 稼働単位:1ブロック2〜8時間。都度自分で選択(スマホアプリ上で予約)
- 配達エリア:倉庫から半径5〜10kmの範囲が基本
報酬モデル
- 報酬:1時間あたり1,100円〜1,700円程度
- 1ブロック報酬:1ブロック(3〜4時間)で3,300〜6,800円程度
- 報酬の支払い:稼働後2営業日以内に指定口座に入金
- 繁忙期ブースト:年末年始・セール時期などは単価アップあり
※報酬は地域によって若干の差があります。東京都・大阪府などの都市部は高め、地方はやや低めの傾向。
メリット:自分のペースで稼働できる“自由さ”が最大の魅力
メリット | 解説 |
---|---|
完全自由シフト | アプリ上で空きブロックを選ぶだけ。前日予約も可。 |
本業と両立可能 | 副業・ダブルワークに向いている(平日夜や土日だけ稼働など) |
面接・履歴書不要 | 免許・車両・スマホがあれば始められる。手続きもオンライン完結。 |
比較的高単価 | 一般的なアルバイトよりも時給が高い傾向(繁忙期は2,000円超も) ※地域・時期によって差異あり |
地理に慣れれば効率アップ | 配達ルートはナビで案内され、経験により時間短縮が可能 |
こんな人におすすめ
- 20歳以上の学生・主婦・副業希望の会社員
- 配送業経験があり、地図・ルートアプリの操作に慣れている人
- 自分のペースで働きたい・スキマ時間を有効活用したい人
デメリット:安定性には課題、競争も激しい
デメリット | 解説 |
---|---|
ブロック争奪戦が激しい | 人気の時間帯(午前・夕方)はすぐに埋まる。通知ONにしても取れないことも。 |
配達数のばらつき | 同じ時間ブロックでも荷物数やルートによって労力が変動(当たり外れあり) |
車両・燃料代が自己負担 | ガソリン代・自動車保険・車検・タイヤ交換などは全額自己負担 |
事故時の補償が限定的 | 通常の任意保険に加え、業務用補償が必要(Amazon提供の保険制度はなし) |
社会保険・厚生年金なし | 雇用契約ではないため、国民年金・国保の自己加入が前提 |
キャンセルペナルティあり | ブロックキャンセルを繰り返すとアカウント停止のリスクも |
こんな人には不向きかも
- 収入の安定性を重視したい(毎月一定の生活費が必要)
- 毎日稼働したい人(必ずブロックが取れるわけではない)
- 車両の維持・管理が負担に感じる人
Amazon DSP:正社員・委託も選べるAmazon配送

DSP(Delivery Service Partner)とは、Amazonと直接業務委託契約を締結している配送事業者を指します。Amazon DSPの軽貨物ドライバーは、その事業者と契約することでAmazonの荷物を専門に配送することになります。
特徴的な点は、軽貨物ドライバーはAmazonと直接契約するのではなく、Amazonから直接受託するDSP事業者と契約することです。軽貨物ドライバーは、DSP事業者と正社員雇用、または業務委託契約を結び働く形になります。
特徴
- 契約形態:正社員もしくは業務委託(会社によって異なる)
- 稼働先:Amazonデリバリーステーション(全国主要都市に展開)
- 配送内容:Amazonの荷物をエリアごとに担当、1日160~180件程度の配達
- 稼働時間:8〜10時間が基本。
報酬モデル(雇用形態ごとに異なる)
雇用形態 | 特徴 | 月収目安 |
---|---|---|
正社員 | 固定給+手当/社会保険完備 | 25〜35万円(年収350〜450万円) |
業務委託 | 1日の稼働に対し固定報酬 | 月収25〜50万円 |
※業務委託の場合は経費(車両・燃料・保険など)を自己負担
メリット(正社員・委託共通の特徴)
メリット | 解説 |
---|---|
案件が確実にあり、収入が安定する | 毎日ブロックを自分でとりにいかなくても、確実に仕事があるため、収入が安定する |
Amazon直接受託のため比較的高収入 | Amazonから直接受託しているDSPでの仕事なので、二次請け、三次請けと比較して報酬が高め |
拠点が全国にある | 地方在住でも近隣にDSP拠点がある可能性が高い |
正社員として働くメリット
- 社会保険・雇用保険・厚生年金完備
- 固定給のため収入が安定
- 無事故手当や稼働インセンティブがある場合も
- 福利厚生や有給休暇など制度が整っている
業務委託として働くメリット
- 高収入が狙える
- 働き方の自由度が高い(稼働時間や稼働日を相談できるケースも)
- 1日の稼働に対し固定報酬なので、経験浅くとも安定収入が目指せる
デメリット・注意点
項目 | 正社員 | 業務委託 |
---|---|---|
経費負担 | 会社側が車両提供するケースあり | 車両・保険・ガソリン代を自己負担するケースが多い |
福利厚生 | あり(会社による) | なし(個人事業主扱い) |
Amazon公式のDSP紹介ページは「法人向け」
Amazon DSPについては、当然Amazon公式サイトでも紹介していますが、こちらはDSPオーナーになりたい法人(またはこれから法人を設立する個人)向けページとなっていますので、ご注意ください。
▶Amazonオフィシャル配送サービスパートナープログラム| -軽貨物運送業の開業
こちらのページは「AmazonのDSPとして契約したい運送会社」向けのものであり、「軽貨物ドライバーとして働きたい個人向け」のページではありません。
DSP(Delivery Service Partner)とは、Amazonが直接、業務を委託する配送事業者のことを指しています。そしてその軽貨物ドライバーは、Amazonとではなく、DSP企業(Amazonオフィシャル配送サービスパートナー)と契約する形になります。
そのためAmazon DSPの軽貨物ドライバーとして働きたい場合は、AmazonではなくDSP事業者の求人に応募する必要があります。
Amazon Hubデリバリー:スキマ時間を活用しAmazon商品を近所に配達

Amazon Hubデリバリーパートナー(Hubデリ)は、中小企業や個人経営店などが、本業のスキマ時間を活用してAmazonの商品を近所に配達するパートナープログラムです。
本業のペースに合わせながら、無理なく効率的に報酬を得ることができます
特徴
契約形態 | 個人事業主または小規模法人との業務委託 |
---|---|
登録条件 | ・事業の登記情報 / 開業届 / 納税証明書のいずれかを提出。 ・荷物の保管スペースがある。 |
配達範囲 | 拠点から約2km圏内 | 配達件数 | 1日につき30〜50個程度 |
配達方法 | 徒歩・自転車・バイク・自動車(※軽のみ)いずれも可。 |
稼働日数 | 週2日からスタート可。慣れてくれば週3~7日も。 |
稼働時間 | 原則16時頃まで(※再配達時は夜間稼働の場合もアリ)。 |
※自転車・バイク・軽自動車を利用する場合は要任意保険加入。125cc以上のバイク、軽自動車は黒ナンバーの取得必須。
Amazon Hubデリバリーパートナー(Hubデリ)の最大の特徴は、本業に負担をかけず、副収入を得られることです。稼働日数・稼働時間ともに本業の合間を効果的に活用できるため、繁忙期・閑散期の差が大きい方などは、閑散期にHubデリとして稼働することで、収入を増やすことができます。
また、副業としての活用が推奨されていますが、事業規模や運用方法によっては、本業としての活用も可能なプログラムとなっています。
ただHubデリは、すでに事業経営(個人事業主を含む)をしている方を対象にしたプログラムであり、配達する荷物を保管するスペースも確保する必要がある点は、ご注意ください。
安定収入を目指すならAmazon DSPがおすすめ
Amazon flex、Amazon DSP、Amazon Hubデリバリーと、アマゾン配送の仕事を比較して、安定収入を目指すならAmazon DSPがおすすめです。
副業やダブルワークといった形で、ベースとなる収入を底上げするような形で問題ないなら、Amazon flexやAmazon Hubデリバリーでも、ある程度稼ぐことはできます。
しかし、一定以上の金額を稼ぎたいと考えているのであれば、Amazon flexは案件の取り合いが激しいですし、Amazon Hubデリバリーは単価が安いものが多いので、期待通りの収入を得られないことが少なくありません。
大募集中!Amazonオフィシャル配送サービスパートナーの軽貨物ドライバー


軽貨物ドライバー求人をお探しの方は、Amazonオフィシャル配送サービスパートナーの軽貨物ドライバーにぜひご応募ください。
案件多数のAmazon配送を担うAmazonオフィシャル配送サービスパートナーでのとなりますので、未経験の方でも安心して働くことができます。
Amazonオフィシャル配送サービスパートナーの求人情報に少しでもご興味がある場合は、以下バナーからご確認ください!
まとめ:まずは自分に合ったスタートから
Amazonの配送業務には複数の選択肢がありますが、どれが「正解」ということはなく、ライフスタイルや収入目標によって選ぶべき働き方は変わってきます。
- 安定収入を求めるならDSP
- スキマ時間で副業収入を得たいならHubデリ
- 事業としてやりたいならAmazon flex
それぞれのメリットと注意点を理解したうえで、自分に合った選択をすることが、長く続けられる秘訣です。
もし安定収入を求めているなら、Amazonオフィシャル配送サービスパートナーの軽貨物ドライバーにご応募ください。
案件豊富なAmazon配送を担う軽貨物ドライバーとなりますので、閑散期でも案件は豊富。軽貨物ドライバーとしての経験が浅い方でも安心して働くことができます。
ご興味のある方は、ぜひ求人ページからご応募ください!
Amazon配送ドライバーの「いい求人があれば知りたい」方へ!
スカウト待ちに登録しましょう。
- 求人を毎日チェックするのは大変。
- でも、希望に合ったお仕事を見逃したくはない。
そんなあなたに、スカウト待ち登録!
ご希望に合う求人が掲載されたら、応募サポーターからご連絡します。
登録は無料・かんたん!
チャンスをしっかり知ることができます。
- 車が無くてもOK!
リース※あり - 未経験可
- 配送完了で帰れる
※ただし、リース代が別途かかります
※Amazonオフィシャル配送サービスパートナーの求人も扱う、ハコワークへの登録になります